夏の企画展『七夕と夏まつり』関連企画
七夕講演会のご報告

日本の七夕文化研究の第一人者・石沢誠司先生をお迎えして、七夕にまつわる伝説について、また日本各地に残される七夕行事について、お話をうかがいます。皆さま、この機会にぜひ、ご来館下さいませ。
 ●日時…………2011年7月31日(日)午後2時〜

 ●場所…………日本玩具博物館6号館

 ★講演会テーマ…「七夕伝説と日本各地の行事への拡がり」

 ★講師…………石沢誠司氏(日本七夕文化研究会代表・元京都府立文化芸術会館館長)

 ※聴講料は無料ですが、入館料が必要です。



本年度夏の企画展『七夕と夏まつり』の開催を記念して、7月31日(日)午後2時から、当館講座室において講演会を開きました。現在でも節句を一ヶ月遅れで祝う町々は多く、播州においても、七夕を一ヶ月遅れの8月6日から7日にかけて祝う地域がたくさんあります。これは、節句の行事が旧暦で行われていた時代の季節感に合わせたものと考えられます。講演会には、今年の“八月七夕”をより意味深く過ごしていただくために、七夕の起こりや歴史、伝説や習俗についてふり返ってみる機会になればと、日本における七夕文化研究の第一人者・石沢誠司先生をお迎えしました。
石沢先生には、「七夕伝説と日本各地の行事への拡がり」と題し、「七夕」の言葉の意味、節句(=節供)の意味、中国における七夕伝説の原型と発展、それらが七夕習俗に結びついて、中国から日本へ、貴族社会から庶民の暮らしへと変転しながら伝承されていった様子を詳しくお話しいただきました。
“七夕の紙衣”を伝える播州播磨灘沿岸や銀山の町・生野からもご参加いただき、皆さん、熱心に聴講して下さいました。らんぷの家に播州は播磨灘沿岸地域に伝わる七夕飾りを行い、参加者の皆様の願いごとを書いた短冊をつるしていただきました。中には「地震の神さまが一刻も早く鎮まって下さいますように」というような願いごともありました。
ご遠路お越し下さいました石沢先生、またご参加下さいました皆さまにもありがとうございました。
本日の様子を画像でご紹介いたします。


講座風景
らんぷの家の七夕飾り